最近、テレビやSNSでよく見かけるようになった「豆皿料理」。
小さなお皿がいくつも並んでいて、ひとつひとつに違う料理がちょこんと盛られている姿は、なんともかわいい。
しかも、ただ「見た目がかわいい」というだけではありません。
少しずついろいろな料理を食べられて、自分ではなかなか作れないような品数を一度に楽しめる。
さらに、お店によっては自分で料理や豆皿を選んで、オリジナルの豆皿定食を作れるところまで!
2026年は「豆皿定食」がトレンドグルメとして注目されているということで、今回は「豆皿料理って何がそんなに楽しいの?」というところから、話題のお店や、おうちでの楽しみ方まで調べてみました。
そもそも「豆皿」って?
豆皿は、小皿よりもさらに小さな器。
一般的には10cm以下ほどのものを指すそうです。
漬物や薬味などをちょこっと盛るために使われることが多かった豆皿ですが、最近はその小ささを生かして、いろいろな料理を少しずつ盛り付けるスタイルが注目されています。
それが「豆皿定食」。
いくつもの豆皿に料理を盛り付けて並べると、まるで小さなお料理がずらっと並んだ宝箱みたい。
これは写真を撮りたくなるのもわかります。
豆皿料理が人気なのは「少しずつ、いろいろ」が楽しいから
豆皿料理の魅力は、なんといってもこれ。
「いろんなものを少しずつ食べられる」
例えば、お肉も食べたい。
魚も食べたい。
野菜も食べたい。
おばんざいも気になる。
でも、一つひとつの定食を頼んでいたら、そんなにたくさんは食べられません。
豆皿料理なら、それぞれを少しずつ楽しめます。
実際に豆皿定食を紹介した番組でも、「ちょっとずつ食べられる」「普段食べられない食材や栄養をとれる」といった魅力が紹介されています。
「こんなの家では作れない!」だから、お店で食べるのが楽しい
そして私が豆皿料理を見ていて思ったのが、
「これ、自分では絶対に作れない……!」
ということ(笑)。
豆皿に8種類、9種類、10種類と料理が並んでいると、それだけで豪華。
でも、これを家で再現しようと思ったら大変です。
野菜のおかずを作って、魚料理を作って、お肉料理を作って、煮物も作って……。
しかも全部を少しずつ。
料理が好きでも、毎日の食事でこれだけの品数を用意するのはなかなか難しいですよね。
だからこそ、お店で食べる豆皿料理には特別感があるんだと思います。
自分では絶対に作れない数の料理を、一度に少しずつ食べられる。
これって、かなり贅沢な楽しみ方かも。
「選ぶ楽しさ」がある豆皿ビュッフェも!
さらに面白いのが、豆皿ビュッフェ。
東京・京橋の「焼鳥IPPON+Tokyo」では、「自家精米ごはんと選べるおばんざいランチ」で、おばんざいをビュッフェスタイルで選べます。
しかも、好きな豆皿に自分で盛り付けて、自分だけの豆皿定食を作れるスタイル。
これ、楽しそうですよね。
普通のビュッフェなら「何を食べよう?」と料理を選びますが、豆皿ビュッフェは、
料理を選ぶ
↓
豆皿を選ぶ
↓
自分で盛り付ける
↓
完成!
と、食べる前から楽しめます。
「今日はこのおかずにしよう」
「この豆皿に盛ったらかわいいかも」
なんて考えるのも楽しそう。
ちょっとした「食のバイキング+器選び」みたいな感覚です。
しかも、豆皿料理は映える!
豆皿が何枚も並んでいると、料理の色が自然に増えて、食卓が華やかになります。
実際、豆皿を扱う窯元からも「彩りを表現しやすく、写真映えすることが人気につながっている」という話が出ています。
たしかに、
「今日のランチ!」
と写真を撮ったら、普通の定食よりも豆皿がいっぱい並んでいるほうが目を引きそう。
食べて楽しい、見て楽しい、撮って楽しい。
この「映え」も、今の豆皿人気を後押ししているのかもしれません。
豆皿料理は和食だけじゃない!
「豆皿料理」と聞くと、おばんざいや和食をイメージしますよね。
でも、実はそうでもありません。
東京・神田の「イタリアン酒場56」では、牛ハチノスのトマト煮込みやイタリアンハムカツなど、約12種類のイタリアン料理を豆皿で楽しめるスタイルが紹介されています。
豆皿に盛ると、イタリアンもちょっと違った雰囲気に。
「豆皿=和食」というイメージも、これから変わっていくのかもしれません。
話題の豆皿料理店はどこにある?
ここでは、実際に豆皿料理が楽しめるお店をいくつか紹介します。
おばんざい・炙り焼き・酒 菜な|東京・丸の内
東京・丸の内にある「おばんざい・炙り焼き・酒 菜な」では、豆皿のおばんざい8種に主菜、ご飯、汁物などが付いた「ゆばと豆腐の豆皿御膳」が紹介されています。
湯葉の刺身や生麩田楽、胡麻豆腐の揚げ出しなど、いろいろな料理を少しずつ楽しめるのが魅力。
「普段食べられないものをいろいろ食べたい」という人にはぴったりですね。
焼鳥IPPON+Tokyo|東京・京橋
先ほど紹介した豆皿ビュッフェのお店。
日替わりのおばんざいを自分で選び、好きな豆皿に盛り付けて、自分だけの定食を作れます。
「自分で選びたい!」という人には、かなり楽しそうなお店です。
焼鳥IPPON⁺ Tokyo|DDグループ店舗総合情報サイト
菜な 二の丸亭|東京・六本木
2026年4月にオープンした「おばんざい・炙り焼き・酒 菜な 二の丸亭」も、8品の豆皿料理が並ぶ定食が注目されています。
さらに、10種類のミニ丼を一度に楽しめるメニューも紹介されていて、こちらも「少しずついろいろ食べたい」という気分にぴったり。
【公式】おばんざい・炙り焼き・酒・菜な二の丸亭六本木ヒルズ店
MOSS CROSS TOKYO|東京・渋谷
ちょっと意外なのがフレンチ。
「MOSS CROSS TOKYO」では、コース料理の前菜の代わりに9枚の豆皿を使い、それぞれに料理を盛り付けるスタイルが紹介されています。
豆皿って、和食だけのものではないんですね。
MOSS CROSS TOKYO|渋谷 レストラン さくらステージ ランチ 貸切 パーティー
旬彩食堂 みち乃|新潟・長岡
東京だけではなく、新潟にも豆皿定食を楽しめるお店があります。
「旬彩特製豆皿10種の定食」は、9種の豆皿料理にお刺身、ご飯、味噌汁、デザートまで付いた内容。
「いろいろ食べたい!」という人には、こちらも気になるお店です。
ちなみに、豆皿は「家で楽しむ」のもアリ
ここまでお店の話をしてきましたが、豆皿のいいところは、家でも気軽に使えること。
「豆皿料理を作らなきゃ!」
と思わなくても大丈夫。
例えば、
・漬物をちょっと盛る
・冷奴を少し盛る
・作り置きのおかずを少しずつ盛る
・お刺身を数切れ盛る
・買ってきたお惣菜を盛り直す
・ナッツやチョコを入れる
これだけでも十分。
むしろ、料理を何種類も作らなくていいところが、おうち豆皿のいいところだと思います。
「昨日の残り物」も豆皿に盛るだけで変わる?
個人的には、ここが一番気軽でいいなと思います。
昨日の残り物を大皿にドンと出すのではなく、少しずつ豆皿に盛ってみる。
それだけ。
料理は同じでも、器を変えるだけでちょっと気分が変わります。
「今日はちゃんと料理した!」ではなく、
「今日はちょっと盛り付けを楽しんでみた」
くらいでいい。
豆皿って、料理を頑張るための器というより、いつもの食卓を少し楽しむための器なのかもしれません。
豆皿は「集める」のも楽しい
豆皿は小さいので、柄違いで集めても場所を取りにくいのが魅力。
花柄、動物、季節のモチーフ、和柄、キャラクターなど、本当にいろいろあります。
実際、かっぱ橋道具街の「和の器 田窯」では約200種類の豆皿を扱い、多い日には1日に300枚以上売れるという紹介も。日本人だけでなく、海外からの観光客にも人気だそうです。
「この料理にはこの豆皿」
「この柄かわいい!」
と、器を選ぶ時間そのものも楽しめそう。
そして豆皿人気はスイーツにも?
ここまで調べていると、気になってくるのがスイーツ。
小さな豆皿に、
クッキーを2~3枚。
チョコをちょこん。
和菓子をひとつ。
アイスやフルーツを少し。
……これ、絶対かわいいですよね。
料理だけではなく、「豆皿×スイーツ」という楽しみ方も相性が良さそう。
こちらは料理とはまた違った楽しみ方ができそうなので、次の記事で詳しく調べてみたいと思います。
豆皿料理は「食べる」だけじゃないのかも
今回、豆皿料理について調べてみて思ったのは、豆皿の魅力って「料理を少しずつ盛ること」だけではないということ。
お店なら、
自分では作れない数の料理を食べられる。
普段なら選ばない料理も少量なら挑戦できる。
自分で料理を選べるお店もある。
豆皿を選んで盛り付けるのも楽しい。
そして、何より見た目がかわいい。
一方で家なら、
いつもの料理を少しずつ盛るだけでも楽しめる。
「料理を頑張る」というより、「器を楽しむ」。
そんな気軽さも豆皿の魅力なのかもしれません。
たくさんの料理を少しずつ楽しみたい人にも、食卓をかわいくしたい人にも。
2026年に注目されている「豆皿料理」、これからますます広がっていきそうです。



コメント